結婚式
大学時代の友人の結婚式に参加した。
名古屋市街から少し離れた庭園が素敵なお洒落な式場だった。
私の大学時代は散々たるもので、ほとんど友達という友達ができず、家と大学の往復の毎日だった。
そんな中、大学3回生のゼミで奇跡的に仲良くなった人が2人おり、今回式を挙げた彼はその内の1人だ。
しばしば彼の下宿先にもう1人と訪れて鍋をしていたのだが、そんな思い出のお陰で辛うじて暗黒の大学時代に肯定感を持てている。
彼は大学からジャズでピアノを弾いており、今はプロとしてもライブ等も行なっている。
私の結婚式でもピアノを弾いてくれた。
端正な顔立ちで、小中学校時代の恩師によると、学級委員としてクラスをまとめ担任としてすることがなかったという。
正直な話が自分とよく繋がったなと思う。
もう1人と式の帰りに、3人とも全く人間としてのタイプが違うよね、という話をした。
ゼミでどう仲良くなったのかは忘れてしまった。
でも、そんな3人が30歳を超えても、こうやって繋がりを持てていることは、面白いと感じた。